CEREC AC Omnicam Connect 導入

時代はアナログからデジタルへ

ほった歯科では今回長年の計画であったCEREC AC Omnicam Connect を導入することとなりました。この機会は「デジタル印象採得のみを行うタイプ」で今までかぶせ物などの型どりを従来の方法と違ったデジタルにて型どりをする機械です。

デジタル印象採得のメリット

従来かぶせ物の型どりは、アルギン酸やシリコンを使用して(型どりのお薬)印象採得していました。患者さんは長時間お口の中に型どりの器具を入れたり、粘つく不快感を感じていました。しかしデジタル印象採得では口腔内に小型のカメラで印象採得を行います。これにより患者さんの不快感を取り除き、負担の軽減になります。
また、嘔吐反射の強い人はかなり有効な印象採得になります。

技工士さんとのコラボ

デジタル印象採得したデーターはクラウドを経由して、提携技工所に送られかぶせ物が作成されます。また、石膏やその他廃棄物の軽減になり環境にやさしい器械です。
技工所さんも即座にデジタル印象採得されたものを確認できより精度の高いかぶせ物ができます。

CEREC AC Omnicam Connectのメリット

簡単 フルカラーでスキャニング
快適 一切の薬品を使用せずコンパクトなカメラヘッドで患者さんへの負担軽減
実績 30年以上デジタル印象に携わったテクノロジー

デジタルだけではいけません

現代はほとんどすべてがデジタル化されています。スマホにしかり何もかもがデジタルで動き、生活の中に溶け込んでいます。しかし歯科医療は本当にデジタルだけでいいのでしょうか?人体の一部になるははあくまで人工臓器ですが、歯科医師が削った歯をデジタルで型どりして、それを基本に人工臓器を作製します。最後は歯科技工士さんのテクニックで微調整をされ、滑沢な研磨作業により患者さんのお口の中で機能していきます。患者さん十人十色でそれぞれ違いがあります。すべてオーダーメイドで作成されお口の中に入る分けですが、最終的にはアナログになります。

Dialogueとは(欧州インプラント学会ウィーン10・11-13)

新しい造語です。Digital+Analogの造語です。ウィーンで行われた欧州インプラント学会にて提案されたデジタルとアナログを融合した歯科治療の考え方です。今までの歯科治療特に補綴物はすべてがアナログで製作されてきました。近年デジタル技術が発達し、デジタルソリューションという名で補綴物がデジタル化されてきました。しかし、100%デジタルですみません。最終の補綴物の微調整や研磨は技工士さんに頼ることがあります。研磨に関しては、技工士さんにかなうものはなく、また審美面の色なども技工士さんのスキルに頼ることが大きいです。
結論から言うと、デジタルだけではだめ、アナログだけでも駄目デジタルとアナログが融合して初めて患者さんのためになっていきます。

セレックの本体画像

画像の機械で光学印象をします。

技工士さんとのコラボ

セレックで光学印象した補綴物を技工士さんにcloudを使って、データ送信して技工士さんはそれを基に補綴物の設計・製作をしてくれます。その後患者さんの口腔内に試適して微調整を行いSETになります。

まとめ

患者さんの負担軽減。型どりするときに歯科医院ではシリコンなどネバネバしたものをお口の中に長時間入れていますが、光学印象では口腔内に小型のカメラを挿入するだけです。多少時間がかかりますが、ネバネバ間の違和感は全くありません。
嘔吐反射(気持ち悪い)の患者さんにも快適に型どりができます。

セレックは患者さんにやさしく、技工士さんにとってもメリットがあります。
また、廃棄物を出すことなく補綴物が作成できます。
金属アレルギーの方は口腔内の金属をなくして、金属フリーにすることにより金属アレルギーから解放されます。