歯によくない食事??「おかあさんはやすめ」

「おかあさんはやすめ」というこの言葉。なんのことかご存じでしょうか?

育児雑誌などでも取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。 これは現代のお子さん達が好む傾向にあり、お母さん方も比較的簡単につくりやすい料理(=お母さんが休める)と言われているメニューの頭文字をつなげたものです。

「おかあさんはやすめ」とは?

お……オムライス

か……カレーライス

あ……アイスクリーム

さん…サンドイッチ

は……ハンバーグ

や……焼きそば

す……スパゲッティ

め……目玉焼き(麺類)

これらの食事は歯やからだにとって良くない食べ物であると言われます。

これらが良くないとされる理由を少し考えてみたいと思います。

柔らかく噛まない食事

*柔らかい食事は噛まずに食べられるため、アゴや舌、顔の筋肉を使わずに食事をします。

噛まない食事が多いとアゴが発達しにくくなり、噛み合わせ・歯並び・発音などに影響が出てしまいます。

*歯や歯周組織への刺激も減り、口腔内の新陳代謝が悪くなることから歯周病の原因にもなります。

*噛まないことで唾液の量が少なくなります。唾液には歯の汚れを洗浄する効果もありますから、虫歯の原因にもなります。

栄養バランスが悪い

①ビタミンの元となる野菜や少ない

ビタミンDが腸からのカルシウム吸収を促進してくれますが、この「おかあさんはやすめ」の食事には、ビタミンDがほとんど摂れないため、腸からの吸収が悪くなります。

②ミネラルの中でも特に「カルシウム」の元になる食材が少ないです。

カルシウムは骨をつくるのに大切な栄養素です。

カルシウムとビタミンDの不足によって丈夫な骨がつくられにくくなります。

脂質が多くカロリーが高め

脂質や糖質が高めの食事になりがちです。

動物性脂質が多く含まれており高カロリーでもあるため、生活習慣病の引き金になるとされています。

内臓脂肪の蓄積によって、子どもさんの頃から高血圧や糖尿病などの生活習慣病に陥るケースは、増えてきているようです。

現代の食事は昭和時代に比べ、咀嚼回数が半数以下に減っているそうです。

弥生時代にまでさかのぼれば1/6に減っているとも言われています。

咀嚼することで食べ物の消化・吸収がよくなり、虫歯・歯周病の予防にも繋がります。

また肥満防止に繋がったり、朝からよく噛むことで脳を刺激してくれます。

まとめ

現代社会において食材は噛みやすいものに変化してきています。

また、こどもたちの趣向も変化がみられています。

噛み応えのない食事に一工夫をしてあげるのもいいかもしれません。

咀嚼することで食べ物の消化・吸収がよくなり、虫歯・歯周病の予防にも繋がります。

また肥満防止に繋がったり、朝からよく噛むことで脳を刺激してくれます。

例えばカレーが食卓に出たとしましょう。そこにスティック野菜のサラダを添えてあげる等噛む食材を併用してはいかがでしょうか。

噛むことができないそうなると嚥下もうまくできない、口腔機能の低下を起こします。

また、舌の機能が衰え、発音障害をきたしていきます。

最近お子さんで発音障害が見受けられます。

毎日の食事を改善することにより、これらの障害を未然に防ぐことができます。

とはいっても忙しい日もあるかと思います。

上手に付き合っていきたいですね。

ご家庭で今一度食事を見直してみてはいかがでしょうか。