口内炎と口腔がん

口内炎とは

口内粘膜に直径5ミリ程度の灰白色斑(アフタ)をつくり痛みを伴い、悪化すると滲み出るように出血する。通常は一週間程度で自然に完治するが、複数箇所に口内炎が発症する重度のものでは痛みのあまり摂食不能になることもある。また、口の中が清潔でない場合は口内炎の発症時に口臭を伴うこともある。なお口内炎はヒトだけでなく、イヌネコ等の動物にも発症する。

口腔がんとは

口腔がんとは、の中とくちびるにできる「が」のことです。口腔がんには舌や歯肉や頬のようにの中の表面を覆っている粘膜に発生するものとの中に唾液を分泌している唾液腺(耳下腺を除く)に発生するものが含まれます。 いずれの場合でもの中に「できもの」や「しばらく治らない傷や荒れ」などとして自覚されることが多いです。

口腔がんの原因

1 喫煙
2 過度の飲酒
3 歯石・むし歯・合わない入れ歯の放置
4 刺激の強い(熱い・辛い)飲食物
以上が口腔がんを引き起こす主な原因になっています。

口腔がんにならないためには

口腔がんにならないためにはどうしたら良いのでしょうか。

1 タバコを吸わない
2 お酒は適量
3 いつも清潔で快適な口腔内を保つ
4 香辛料を控えバランスのよい食事
以上のことが実践されれば口腔がのリスクが軽減されます。
また、口腔内をよく観察することも大切です。それは

口腔がんのセルフチェック

口腔内をしっかり観察して、毎日セルフチェックをすることをおすすめします。
セルフチェックはどのようにしたらいいのでしょうか?
□赤い部分がある □白い部分がある□しこりや腫れなど肥大した部分がある
□口内炎が2週間たっても治らない□出血する部分がある□抜歯後、治らない状態が続く□痛みや腫れで入れ歯が合わない・違和感がある□原因不明の歯のぐらつきが続いている□頬や舌が動かしづらい□話にくい□口の中にいたい部分がある□慢性的なのどの痛み□首の周りのリンパ節が腫れている□噛むことや飲み込むことが困難□かれ声 など

口腔ガンの早期発見・早期治療

セルフチェックでこんな変化を発見したらすぐに歯科医師の診断を仰ぎましょう。
放置すると口腔がんの進行はとても速いです。また、歯科医院での定期健診を行い早期発見、早期治療をしてもらいましょう。

まとめ

最近口腔内を気にして、来院する方が増えています。昨今マスコミで芸能人の方の口腔がんが大きく取り上げられている影響でしょうか。日頃ご自身の「口の中をじっくり見たことがない」とおしゃる方がほとんどです。口の中見たら、「赤いところがある」「白いところがある」「頬が急に痛くなった」などを訴えて来院してくれています。口内炎も以前は自己判断で放置していたのが、「気になって仕方ない」と訴えています。ご自身の口の中を気にしてくれる方が増えていますが、最終判断は歯科医師に診てもらうことが大切です。セルフチェックも記載してあります。ご活用ください。精査が必要な場合は基幹病院に生検してもらうように紹介状もお書きします。
口腔がんの予防には「早期発見」「早期治療」です。手遅れにならないように定期的に歯科医院を受診しましょう。