いつまでも美味しい食事「口腔ケア」の必要性
目次
「口腔ケア」の必要性
口の中が清潔に保ち、口から食事がとれることはとても大切なことです。
筋肉を使わなくなると衰えてしまうように、
口から食べる機能が失われると「噛む力」「飲み込む力」も衰えていきます。
特に高齢者の低栄養を招く要因で大きいとされているのが
「噛む力」「飲み込む力」が低くなる摂食・嚥下機能の低下。
嚥下機能が低下することで、食べ物が気管に入ってむせやすくなったりします。
こんな症状はないですか?
√ よくむせる
√ よくこぼす
√ 声がかすれる
√ 痰がよくからむ
√ うがいができない
√ 食べ物が口の中にいつまでも残ってしまう
√ 食べるのにとても時間がかかり、食事量が減る
√ 気づかないうちによだれが出てしまう
高齢者の食べる機能を維持させることの大切さ
口から食べることのメリットはたくさんあります。
*口を使うことで知覚・感覚機能に刺激が伝わり脳の活性につながる。
*口腔内の自浄作用で免疫向上も期待できる。
*懐かしい味・季節感を感じることで、満足感や充実感が得られる。
口腔ケアの必要性
予防に力を入れているほった歯科では、口腔ケアも大切な1つと考えます。
口腔ケアは「口の中を清潔に保つこと」「機能の低下を予防する」目的があります。
歩けなくなったら、歩くリハビリをすることと同様、食べるリハビリをすることも大事なことです。
口腔ケアが当たり前に行われれば、食事にまつわるトラブルは少なくなります。
食べる楽しみを失わないよう予防を習慣化してほしいと思います。
家庭で出来るオーラルリハビリ
かながわ・お口の体操
グー・パー・ぐるぐる・ごっくん・べー
5秒でもOK! 1分で効果十分!
顔面体操や舌体操などを短くミックスしたお口の体操で、短時間でバランスよく簡単に覚えられるのが特徴です。
1 グー
目はしっかり閉じ目玉は下方に、口は口角上げしっかり閉じる
2 パー
目は大きく開き目玉は上方に。口を大きく開く。
3 ぐるぐる
口を閉じたまま舌に力をいれ、口唇の内側を舐めるように回す。(右回り、左回り)
なぜ噛む力や咀嚼力が低下するのか?
年齢とともに筋肉の衰えは出てきますが、お吉の中にご自分の歯が何本残っているか、それらがしっかり嚙み合わせられているか、ということに置き好きでしょうか?
年齢が若い方でもきちんとかみ合わせがいい人と、かみ合わせがうまくいっていない人では、噛む力や咀嚼力がていかします。
例えば
時計の歯車を考えてみてください。歯車の歯は歯と書きますよね。
ではその歯車の歯が一つ欠けてしまうと時計はどうなるでしょう。
時計は止まってしまいますよね。
あなたの歯も一つ欠けたら、いろいろな機能は停止し始めています。
1本の歯の欠損がひいては体全体にいろいろな悪影響を与えます。
まとめ
口腔ケアをすることによって、今あるご自分の歯を一生使えるようにすることが大切です。
歯を削ってしまっては大切な健康な歯をダメにする第一歩です。
歯の病気は早期発見早期治療が大切です。
健康=健口=健幸を考えてください。
ここで必要なのは口腔ケアをするということです。
定期的に歯科医院に通っていただき、お口の変化を早期発見してもらうことです。
ほった歯科では歯だけでなく口腔内の歯ぐき、舌、頬粘膜に至る口腔内のメインテナンスをしています。
口腔がんの早期発見やむし歯になりそうな歯のケア、歯周病を増悪させないためのメインテナンス・口腔ケアをしています。
また、義歯などを装着している方にもメインテナンス・口腔ケアを行い適合が不良の場合はその場で調整を行い、快適に食事をした頂けるようにsています。